リボルビング払いとは

リボルビング返済（払い）について



「リボルビング返済」「リボ払い」は、借入残高にかかわらず、月ごとの返済額を決めておいて返済する方式となっており、借りた金額に基づいて返済回数は変わります。



「リボルビング返済」の特色は、利用可能な額の範囲内であれば、利用金額に関係なく毎月一定の金額だけしか払う必要がないという理由で、大変便利です。しかし、借りれば借りるほど返済する回数が増加するので、金利の負担も相当大きくなってきます。



リボルビング返済は２種類で、「定額リボルビング方式」と「定率リボルビング方式」があります。

日本では「定額リボルビング」が主流となっています。

利用する時に、提携店でリボルビング払いと伝える方法、事前に利用しているカード会社に利用申請する方法、リボルビング払い専用カードを申し込む方法があります。



・定額リボルビング方式 / 定額リボルビングシステム



月ごとの返済金額が一定となるリボルビングシステムのひとつです。

定額リボルビングシステムには「元金定額リボルビング」と「元利定額リボルビング」があります。

「元金定額リボルビングシステム」は、月々一定金額に一ヶ月間の金利を足した金額が最低返済額になります。

「元利定額リボルビングシステム」は、金利を含めた一定金額が最低返済金額になります。

返済金額から１ヵ月分の利子分を差し引いた残り金額が借入残高返済にあたる分になります。



・定率リボルビング方式 / 元金定率リボルビングシステム



定率リボルビングとは、借入金の残高に対する指定した定率の元金と、一か月分の金利を上乗せした金額が毎月の最低返済金額になります。

「元金定率リボルビングシステム」とは、前もって定めた割合に応じて算出された元金に対する支払金額及び１ヶ月間の利息を足した額を、月々の返済額になります。



・残高スライドリボルビング方式 / 借入金額スライドリボルビング方式



このリボルビング方式は「残高スライド方式」「残高スライド元利定額返済方式」とも呼ばれています。

借入金額に応じて各回の最低限の返済額（元金と利息を含む金額）が決まります。

最低限の返済額以上を返済できれば、返済する額はいくらでも可能です。



例えば、借入した額が10万円以下であれば4000円、10万円超20万円以下であれば8000円といった方式で、会社によってこの最低の返済額は異なります。

また、さらに追加で借りたをした時は、「その直前の借入した金額の残高と追加で借入した金額の合算した金額が新たな借入額」となります。

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